五老スカイタワーの行き方や見どころを徹底解説!カフェランチや舞鶴の絶景を満喫しよう

五老スカイタワーは、舞鶴市のシンボル的存在であり舞鶴湾や周囲の壮大な山々を一望できる展望台として、人気の観光スポットです。

しかし、初めて舞鶴を訪れる人にとって五老スカイタワーの具体的な魅力や楽しみ方がわからない方も多いでしょう。「五老スカイタワーは本当に訪れる価値があるの?」と疑問を抱く人もいると思います。

そこでこの記事では、五老スカイタワーの見どころやアクセス方法、さらに併設されているカフェについて詳しく解説します。

美しい自然と共に、舞鶴の魅力を存分に味わうことができる五老スカイタワー。訪れることで、きっと特別な思い出が作れるはずです。

ぜひこの記事を参考に五老スカイタワーまで足を運んでみてください。

五老スカイタワーの概要

五老スカイタワーは、京都府舞鶴市の五老ヶ岳山頂(海抜300m)に位置する高さ50mの展望タワーです。

タワーの展望デッキは、360度のパノラマになっておりそこから見られる美しい舞鶴湾や街並みはまさに絶景。

また、湾内に停泊している海上自衛隊の護衛艦や舞鶴市のシンボル「クレインブリッジ」も見ることができます。

併設のカフェでは、舞鶴名物「海軍カレー」をはじめ素敵なランチメニューも楽しめます。

実は近畿百景第1位!

五老スカイタワーや五老ヶ岳公園の展望広場からの絶景は、1985年に旧郵政省近畿郵政局がおこなった観光地選定事業「近畿百景」で第1位に選ばれた絶景スポットです。

五老スカイタワーからは様々な風景が楽しめる

五老スカイタワーからの景色は季節や時間によって様々な表情を見せてくれます。そこでここでは、五老スカイタワーからみられる景色について紹介します。

10月〜2月の早朝には雲海が見られる!

雲海とは?

雲海とは、雲を上から見下ろすことで見られる気象現象のことです。一面雲で覆われた様子がまるで海のようであることから雲海と呼ばれています。

五老スカイタワーがある展望広場からは、秋から冬(10月~2月)にかけて美しい雲海が見られることがあります。

この景色は早朝明け方に拝むことができ、舞鶴湾やその周囲の山々が霧で覆われ、幻想的な景色が広がります。

舞鶴で雲海が発生するのは、舞鶴湾の温かい水面に冷たい空気が流れこむことで霧が発生しやすいからです。そして、舞鶴は湾を山々が囲むような地形とになっているため、霧が流れずに溜まりやすく、雲海が形成されるのです。

ぜひ一度、この特別な光景を見るために早朝の五老ヶ岳公園を訪れてみてください。

元旦は初日の出が美しい

五老スカイタワーは、元旦に初日の出を拝む絶好のスポットとして人気です。日の出は毎年朝7時頃。運が良ければ、東の山並みから昇る初日の出を雲海と共に楽しめるでしょう。

また、毎年元旦には五老スカイタワーと併設カフェが特別営業となり、早朝6時から開いているため、温かい展望デッキで日の出を待ちながら快適に過ごせます。

カフェでは白玉ぜんざいやホットドリンクなども提供されます。冷えた朝に温かい飲み物で身も心も温まりながら初日の出を待つ、特別なひとときを過ごすのも格別です。

雄大な舞鶴の風景と共に新年を迎えたい方にとって、五老スカイタワーは見逃せないおすすめのスポットです。

舞鶴の街並みが作り出す美しい夜景

五老スカイタワーの夜景は、360°のパノラマ展望デッキから各方向で異なる美しい景色を楽しめます。

特に北側には舞鶴湾が広がり、沿岸部の光や住宅地のライトが海に映える様子が魅力的です。また、南側には西舞鶴の市街地が煌びやかに輝き華やかな都市の夜景を堪能できます。

おすすめの鑑賞時間は日没後20分ほどのトワイライトタイム。夜景に加え、青い空が残る幻想的な風景が広がります。また、晴れた日には星空と夜景が織り成す美しいコントラストも楽しめます。

五老スカイタワーの併設カフェで絶景を見ながら食事が楽しめる!

五老スカイタワーのすぐ隣にある「GORO SKY CAFE nanako」は、絶景を楽しみながらランチができる人気のカフェです。

営業時間は10時から17時まで(ラストオーダー閉店の30分前)。年中無休で営業しています。

人気メニューの舞鶴海自カレー「護衛艦みょうこうビーフカレー」は、護衛艦みょうこうの料理長が監修しており、海上自衛隊の調理員による指導のもとで再現された海自カレーです。

ビーフカレーの深い旨味と、柔らかく煮込まれた厚切りビーフ、さらに玉ねぎの甘みが口に広がり、あとから追いかけてくるスパイシーな辛さが特徴的。

添えられた牛乳が辛さを程よく和らげ、絶妙な味わいを引き立てています。

また、プレートにはサクサクの揚げたて肉じゃがコロッケも添えられており、満足感のある一品です。

カレーに使われているプレートは、実際に艦艇で使用されているスチールプレートになっており、海上自衛隊の食事の雰囲気が楽しめます。

そのプレートはカフェでお土産として購入でき、舞鶴の特別な思い出として買って帰るのもおすすめです。

五老スカイタワーへのアクセスと注意点

↑五老スカイタワーへ向かう目印の看板

五老スカイタワーまでの交通手段は基本的に車になります。

アクセスについては以下の内容を参考にしてください。

五老スカイタワーまでの車でのアクセス
  • 舞鶴若狭道舞鶴東ICから約20分
  • 舞鶴若狭道舞鶴西ICから約25分
  • JR東舞鶴駅・JR西舞鶴駅から約15分

駐車場は無料で利用できる

五老スカイタワーには、第1駐車場と第2駐車場の2箇所の駐車場があり、合計で85台の車を停めることができます。どちらも無料で利用可能です。

また、バイク専用の駐輪場も第2駐車場の奥に設けられており、バイクで訪れる方にも便利です。

さらに、マイクロバスは3台まで駐車可能ですが、マイクロバスでの利用は事前予約が必要になります。

徒歩で行くことはおすすめしない

五老スカイタワーへ徒歩で向かうことは、観光目的の方にはおすすめできません。

なぜなら、歩道のない急な坂道が続き、さらに徒歩で約60分かかるため、体力と時間が必要になるからです。

そのため、観光で訪れる場合は、タクシーやレンタカーの利用が便利です。

バスは展望広場までは登らない

五老スカイタワーへバスで向かうことはできません。

厳密に言うと山頂のタワーまでバスは登らないため、麓のバス停から先は徒歩になります。

前述と同様に、バス停から60分程度かけて山を登らなければなりません。

そのため、バスを利用するよりもタクシーやレンタカーを利用するほうがスムーズで快適に五老スカイタワーにたどり着けます。

五老スカイタワーの詳細情報

目安所要時間30分〜1時間程度
営業時間【五老スカイタワー内への入館】
4月〜11月:9:00〜19:00
12月〜3月:9:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで

五老ケ岳公園(展望広場)はいつでも行けます。
入場料金五老スカイタワー展望デッキまでの入場
大人(高校生以上) 300円
小人(小・中学生) 150円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は半額
※五老ケ岳公園、展望広場は無料
定休日年中無休
※設備メンテナンスや積雪時、台風等で臨時休業する場合あり。
住所〒624-0912
京都府舞鶴市字上安 237
駐車場無料駐車場85台
マイクロバス3台(要予約)
トイレ駐車場、カフェにあり
アクセス【車・タクシーの場合】
舞鶴若狭道舞鶴東ICから約20分
舞鶴若狭道舞鶴西ICから約25分
JR東舞鶴駅・JR西舞鶴駅から約15分
【バスの場合】
京都交通バス:五老ヶ岳公園口で下車のち徒歩約60分
ホームページhttps://goro-sky.jp/
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五老スカイタワーに関するよくある質問

五老スカイタワーに関するよくある質問をまとめました。五老スカイタワーへ訪れす際は参考にしてください。

五老スカイタワーの展望デッキは有料?

はい。有料です。五老スカイタワーの展望デッキは大人300円、中学生以下の子供は150円で上ることができます。

駐車場はいつでも利用できる?

駐車場は基本的にいつでも利用できます。早朝の雲海や初日の出、夜景を見に行く場合も駐車場に車を止めることができます。

冬はスタッドレスタイヤの方がいい?

冬季は路面が凍結しやすいため、車で五老スカイタワーに行く際は必ず冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)が必須です。五老スカイタワーまでは山の坂を上るため冬季でノーマルタイヤは絶対にNGです。

ここでお土産を買うことはできますか?

はい。タワー1階に舞鶴ならではのお土産コーナーがあります。また、カフェのメニューをキーホルダーにしたカプセルトイもあります。展望デッキから階段を降りると、流木アートの販売所もあります。